専門用語では曲げヤング係数 Eと呼びます。数値が大きい板ほど、同じ重さを載せてもたわみにくくなります。
BOARD LOAD & DEFLECTION CALCULATOR
板の耐荷重と
たわみを計算。
板の素材と大きさだけで、載せられる重さの目安を計算できます。さらに、実際に載せる物の重さを入力すると、その荷重で板がどのくらいたわむかも予測できます。
両端で支えた棚板・天板向けの概算ツールですINPUT GUIDE
板の物性値とは?
物性値は難しく見えますが、詳しい数値がわからなければ素材を選ぶだけで大丈夫です。メーカーの仕様書に数値がある場合だけ、その値に書き換えてください。合板やOSBは置く向きによって強さが変わるため、メーカーが示す方向も確認します。
専門用語では許容曲げ応力度 σₐと呼びます。板が曲がる力に、どこまで耐えられるかを表す目安です。
木材やMDFは、同じ重さを長く載せると少しずつたわみます。棚として使う場合は、この変化を見込んで計算します。
CALCULATION
計算方法
計算では、板の左右を棚受けなどで支えた状態を想定しています。板が壁にしっかり固定されている場合や、小さな金具だけで部分的に支えている場合は、実際の結果が変わります。
載せたときに、どのくらいたわむか
物を板全体にほぼ均等に載せる場合
載せたときに、板へどのくらい曲げの負担がかかるか
物を板全体にほぼ均等に載せる場合
- P
- 板にかかる重さを力に換算した値(N)
- L
- 支えから支えまでの長さ(m)
- b
- 板の奥行き(m)
- h
- 板の厚さ(m)
- Eeff
- 長期間の使用を考えて補正した、板のたわみにくさ(Pa)
- δ
- 最大たわみ(m)
- σ
- 板にかかる曲げの負担(Pa)
MATERIAL PRESETS
素材を選んだときに使う数値
素材を選ぶと、下記の数値が自動で入力されます。家具やDIY向けの大まかな目安であり、同じ素材でも製品の種類、品質、木目の向き、湿り具合などによって強さは変わります。
| 板の素材 | たわみにくさ E | 曲げに耐えられる強さ | 長期間使う場合の補正 | 参考資料 | 注意 |
|---|
BOARD LOAD GUIDE
板の耐荷重を考えるときのポイント
棚板やテーブル天板の耐荷重は、素材だけでなく、板の厚さや奥行き、支えから支えまでの距離によって大きく変わります。 同じ板でも使い方によって耐えられる重さが変わるため、実際に使用する状態に近い寸法で計算することが大切です。
板の厚さは、耐荷重やたわみに大きく影響します。 同じ素材・同じ大きさの板であれば、厚い板ほど曲がりにくく、重い物を載せやすくなります。 棚板がたわみやすい場合は、板を厚くすることが対策のひとつです。
棚受けやテーブル脚の間隔が広くなるほど、板の中央には大きな負担がかかります。 長い棚板では中央に棚受けを追加するなど、支えから支えまでの距離を短くすることで、たわみを抑えやすくなります。
同じ重さでも、板全体に分散して載せる場合と、中央付近にまとめて載せる場合では板への負担が異なります。 水槽や家電など重い物を一か所に置く場合は、中央付近に荷重がかかる条件でも確認しておくと安心です。